未解決問題、算術と数論、1876年に提起
ブロカールの問題
未解決
ディオファントス方程式 は、、、 以外に整数解 を持つか。
2026年現在、ブロカールの問題は未解決であり、 の解の個数が有限であるかどうかさえ無条件には知られていない。 予想を仮定すれば、根基 が高々 であり よりはるかに小さいため、オーヴァーホルトの1993年の議論により は直ちに上から抑えられる。計算面では、平方剰余篩によって の範囲に解が存在しないことが確認されており、、、 が唯一のブラウン数であることはほぼ確実視されている。
既知の最良の結果
- オーヴァーホルト(1993年): 予想を仮定すると、方程式 は有限個の整数解しか持たない。
- バーントとゴールウェイ(2000年)およびその後の計算: の範囲には解が存在しない。
使われた手法と限界
| 手法 | 達成したこと | 限界 |
|---|---|---|
| 予想を用いた根基の評価(オーヴァーホルト–ドンブロフスキ–ルカ) | が多数の素数べきで割り切れる性質を利用して、 や の解の条件付き有限性を証明する | 未解決の 予想に依存しており、 進対数の一次形式から得られる無条件の評価は の増大に追いつくには弱すぎる |
| 平方剰余を用いたモジュラー篩 | 補助素数 に対して などの平方剰余判定を行い、 を排除する | の有限範囲しか検証できず、すべての整数にわたって解を排除することはできない |
未解決の問い
- の解が有限個しか存在しないことを無条件に証明できるか。
- 、、 は唯一のブラウン数であるか。
参考文献
- Marius Overholt (1993). The factorial equation n! + 1 = m^2 · DOI:10.1112/blms/25.2.104
- Andrzej Dąbrowski (1996). On the Diophantine equation x! + A = y^2
- Bruce C. Berndt, William F. Galway (2000). On the Brocard–Ramanujan Diophantine equation n! + 1 = m^2 · DOI:10.1023/A:1009873805276