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未解決問題、組合せ論と離散数学, 幾何学、1950年に提起

ハドウィガー・ネルソン問題

未解決

ユークリッド平面の彩色数 χ(R2)\chi(\mathbb{R}^2)、すなわちユークリッド距離が ∥x−y∥2=1\|x - y\|_2 = 1 であるどの2点も同じ色にならないように平面 R2\mathbb{R}^2 のすべての点を塗り分けるために必要な最小の色数を決定せよ。

研究の最前線 2026年時点

2026年現在、平面の彩色数は 5≤χ(R2)≤75 \le \chi(\mathbb{R}^2) \le 7 を満たす。下界 χ(R2)≥5\chi(\mathbb{R}^2) \ge 5 はオーブリー・ド・グレイ(2018年)および独立にエクソーとイスマイレスク(2020年)によって確立され、既知の最小の 55-彩色単位距離グラフは 509509 頂点である(パーツ、2020年)。可測彩色については χm(R2)≥5\chi_m(\mathbb{R}^2) \ge 5 や関連する χm(R2)≥6\chi_m(\mathbb{R}^2) \ge 6 の評価が研究されているが、R2\mathbb{R}^2 内に有限の 66-彩色単位距離グラフが存在するかどうかは未解決である。

既知の最良の結果

  • 平面の彩色数は少なくとも 55 である:5≤χ(R2)≤75 \le \chi(\mathbb{R}^2) \le 7(オーブリー・ド・グレイ、2018年)。
  • R2\mathbb{R}^2 で既知の最小の 55-彩色単位距離グラフは 509509 頂点である(ヒューレの 510510 頂点グラフに続くヤーン・パーツの2020年の結果)。

使われた手法と限界

手法達成したこと限界
代数的単位距離格子とSATソルバー多数のモーザー・スピンドルを含む Q[3,11]\mathbb{Q}[\sqrt{3}, \sqrt{11}] の密な部分グラフを埋め込み、すべての 44 彩色が阻止されることをSATソルバーで検証して χ(R2)≥5\chi(\mathbb{R}^2) \ge 5 を証明した。55 彩色に対しては、R2\mathbb{R}^2 の単位距離グラフの平均次数が小さすぎるため、天文学的な頂点数なしに 55 彩色可能性を排除することが困難である。
可測彩色に対する調和解析と半正定値計画法ベッセル関数を用いて R2\mathbb{R}^2 の可測独立集合の最大密度を評価し、χm(R2)≥5\chi_m(\mathbb{R}^2) \ge 5 を証明した。選択公理を用いて構成される非可測な 55 彩色や 66 彩色を排除することはできない。

未解決の問い

  • ユークリッド平面の彩色数 χ(R2)\chi(\mathbb{R}^2) は 55、66、77 のいずれに等しいか。
  • χ(R2)\chi(\mathbb{R}^2) の値は選択公理やZFCの拡張公理に依存するか。

参考文献

  1. Aubrey D. N. J. de Grey (2018). The chromatic number of the plane is at least 5 · arXiv:1804.02385
  2. Alexander Soifer (2009). The Mathematical Coloring Book · DOI:10.1007/978-0-387-74642-5