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未解決問題、組合せ論と離散数学、1930年に提起

ラムゼー数 R(5,5) の値

未解決

対角ラムゼー数 R(5,5)R(5, 5) の正確な値を決定せよ。すなわち、完全グラフ KnK_n の辺の任意の 22-彩色が単色の K5K_5 を含む(同値な言い換えとして、nn 頂点の任意の単純グラフがサイズ 55 のクリークまたはサイズ 55 の独立集合を含む)ような最小の正の整数 nn を求めよ。

研究の最前線 2026年時点

2026年現在、最良の評価は 43≤R(5,5)≤4643 \le R(5, 5) \le 46 である。下界の 4343 は既知の 656656 個の (5,5,42)(5, 5, 42)-グラフ(328328 個のグラフとその補グラフの対)から得られており、大規模なヒューリスティック探索でも (5,5,43)(5, 5, 43)-グラフが一つも見つかっていないことから、マッケイとラジショフスキは R(5,5)=43R(5, 5) = 43 と予想している。上界の R(5,5)≤46R(5, 5) \le 46 はアンゲルトヴェイトとマッケイ(2024年プレプリント)によるもので、辺・三角形・4頂点部分グラフの密度に関する線形計画法と (4,5,k)(4, 5, k)-部分グラフの大規模並列拡張を組み合わせている。

既知の最良の結果

  • 正確な値は 43≤R(5,5)≤4643 \le R(5, 5) \le 46 を満たす(下界は1989年のエクソー、上界は2024年のアンゲルトヴェイトとマッケイのプレプリントによる)。
  • 同型でない (4,5,24)(4, 5, 24)-グラフはちょうど 350,904350,904 個存在し、それらの近傍貼り合わせ条件が n≥43n \ge 43 に対する仮想的な (5,5,n)(5, 5, n)-グラフを強く制約する。

使われた手法と限界

手法達成したこと限界
部分グラフ密度の線形計画法と近傍拡張(マッケイ・ラジショフスキ、アンゲルトヴェイト・マッケイ)(5,5,n)(5, 5, n)-グラフの任意の頂点の隣接集合と非隣接集合がそれぞれ (4,5,d)(4, 5, d)-グラフと (5,4,n−1−d)(5, 4, n - 1 - d)-グラフでなければならないことを用いて、n=49,48,47n = 49, 48, 47 を排除した。nn が 4343 に近づくと頂点次数 dd が 19≤d≤2219 \le d \le 22 の範囲に入り、(4,5,d)(4, 5, d)-グラフの同型類の総数が数兆個規模へと爆発する。

未解決の問い

  • マッケイとラジショフスキが予想した通り R(5,5)=43R(5, 5) = 43 であるか。
  • 既知の 656656 個の (5,5,42)(5, 5, 42)-グラフは、単色の K5K_5 を避ける極値的な 4242 頂点グラフのすべてを尽くしているか。

参考文献

  1. Geoffrey Exoo (1989). A lower bound for r(5, 5) · DOI:10.1002/jgt.3190130113
  2. Brendan D. McKay, Stanisław P. Radziszowski (1997). Subgraph counting identities and Ramsey numbers · DOI:10.1006/jctb.1996.1741
  3. Vigleik Angeltveit, Brendan D. McKay (2024). R(5,5) <= 46 · arXiv:2409.15709 [プレプリント・未査読]