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未解決問題、算術と数論、1904年に提起

ソフィー・ジェルマン素数の無限性予想

未解決

2p+12p+1 も素数となるような素数 pp は無限に存在する。

研究の最前線 2026年時点

2026年時点で、ソフィー・ジェルマン素数の無限性は未解決である。双子素数予想と同様に、この問題は2つの一次形式(nn と 2n+12n+1)が同時に素数値をとるかを問うている。重み付き篩法により、2p+12p+1 が高々2個の素因数をもつ概素数(P2P_2)となる素数 pp が無限に存在すること、およびソフィー・ジェルマン素数の逆数和が収束することが証明されている。しかし篩理論のパリティ障壁のため、既存の手法では 2p+12p+1 において素数と2つの素数の積を区別することができない。さらに、一次形式 nn と 2n+12n+1 は最高次係数が異なるため、メイナード–タオの有界ギャップの手法をそのまま適用して (p,2p+1)(p, 2p+1) の形の素数対を得ることはできない。

既知の最良の結果

  • 2p+12p+1 が高々2個の素因数をもつような素数 pp は無限に存在する(重み付き線形篩による陳型の定理)。
  • 篩法による上界評価から、xx 以下のソフィー・ジェルマン素数の個数は O(x/(log⁡x)2)O(x / (\log x)^2) であり、ハーディ–リトルウッド予想のオーダーと一致する。

使われた手法と限界

手法達成したこと限界
重み付き線形篩(陳の手法)2p+12p+1 が素数または2つの素数の積となる素数 pp が無限に存在することを証明した。篩理論におけるパリティ障壁のため、2つの素数の積を排除することができない。
ハーディ–リトルウッドの円周法と素数組の経験的予測漸近的な個数 2C2x/(log⁡x)22C_2 x / (\log x)^2 を精密に予測し、101310^{13} 以上までの数値計算とよく一致している。(p,2p+1)(p, 2p+1) のような二項問題では、劣弧上の指数和を無条件に制御することができない。

未解決の問い

  • ソフィー・ジェルマン素数は無限に存在するか、また xx 以下の個数は 2C2x/(log⁡x)22C_2 x / (\log x)^2 に漸近するか。
  • 任意の有限長の第1種カニンガム鎖は存在するか。

参考文献

  1. Leonard E. Dickson (1904). A new extension of Dirichlet's theorem on prime numbers · DOI:10.1017/cbo9781139164986.005
  2. G. H. Hardy, J. E. Littlewood (1923). Some problems of 'Partitio numerorum'; III: On the expression of a number as a sum of primes · DOI:10.1007/BF02403921
  3. Paulo Ribenboim (1996). The New Book of Prime Number Records