定理証明済み
部分分数分解によるビネの公式
内容
φ=21+5 および ψ=21−5 とすると、1−x−x2 の根から、すべての n≥0 に対する閉じた式 Fn=51(φn−ψn) が得られる。
なぜ正しいのか?
分母が相異なる一次因子を持つ有理型母関数はすべて、単純な等比級数の和に分解でき、各等比級数から係数の明示的な公式が直接読み取れる。
証明の概略
分母を因数分解する:1−x−x2=0 の根は x=1/φ と x=1/ψ であるから、1−x−x2=(1−φx)(1−ψx) が成り立つ。
1−x−x2x=1−φxA+1−ψxB と定数 A,B で書く。分母を払い、定数項と x の係数を比較すると、A=51、B=−51 を解とする連立方程式が得られ、1−x−x2x=51(1−φx1−1−ψx1) となる。
各項を等比級数として展開する:1−φx1=∑n≥0φnxn、1−ψx1=∑n≥0ψnxn。
両辺の xn の係数を読み取ると、ビネの公式として知られる Fn=51(φn−ψn) が得られる。
ステップごとの証明
この定理のステップごとの証明はまだありません。