定理証明済み
カラテオドリの定理
内容
点が部分集合の凸包に属するならば、はのたかだか個の点の凸包に属する。
なぜ正しいのか?
内の凸結合は一見するとの任意に多くの点を含み得るが、では個以上の点は必ずアフィン従属である。その線形関係を使って重みを非負に保ったまま点を一つずつ消去でき、最終的にたかだか個の点(単体)しか残らない。内の有限個の凸集合族において任意の個が共通点を持てば全体も共通点を持つというヘリーの定理は、この次元限界と表裏一体である。
証明の概略
項数が最小になるように、、、としてと表す。であることを示す。
背理法のためと仮定する。すると内の個の差ベクトルは線形従属であるから、すべてがゼロではないスカラーが存在してを満たす。とおくと、かつとなり、少なくとも一つのが存在する。
任意の実数に対して係数の和がのままと書ける。と選べば、新しい係数はすべて非負となり、少なくとも一つがになる。これはをのたかだか個の点の凸結合として表すことになり、の最小性に矛盾する。
この定理を使うトピック
ステップごとの証明
この定理のステップごとの証明はまだありません。
参考文献
- Peter M. Gruber (2007). Convex and Discrete Geometry (Grundlehren der mathematischen Wissenschaften, Vol. 336) · DOI:10.1007/978-3-540-71133-9
- Maryna S. Viazovska (2017). The sphere packing problem in dimension 8 · arXiv:1603.04246
- Henry Cohn, Abhinav Kumar, Stephen D. Miller, Danylo Radchenko, Maryna Viazovska (2019). Universal optimality of the E8 and Leech lattices and interpolation formulas · arXiv:1902.05438