定理証明済み
ルジャンドルの公式
内容
素数 と正整数 について、 である。
なぜ正しいのか?
ルジャンドルの公式は、階乗や二項係数のちょうどの素数冪による整除性を計算する標準的な道具であり、クンマーの定理と組み合わせると、与えられた素数で割り切れる二項係数を正確に説明する。
証明の概略
**ステップ1: を各因数にわたる和として書く。** 定義により なので、、すなわち から までのすべての整数の 進付値の和である。
**ステップ2:各 を数え上げとして書き換える。** 各 について、(アイバーソン記法、真なら 、偽なら )である、なぜなら がちょうど 個の の値(すなわち )について で割り切れるからである。
ステップ3:和の順序を入れ替える。 代入すると 、(有限なので正当な)二重和を入れ替える。
**ステップ4: の倍数を直接数える。** 内側の和 は から までの整数のうち の倍数がいくつあるかを数え、それはちょうど である(倍数は )。
ステップ5:結論。 代入し戻すと となり、 となれば なので有限であり、証明が完了する。
この定理を使うトピック
ステップごとの証明
この定理のステップごとの証明はまだありません。
参考文献
- Andrew Granville, Thomas J. Tucker (2002). It's As Easy As abc
- Titu Andreescu, Dorin Andrica, Zuming Feng (2007). 104 Number Theory Problems: From the Training of the USA IMO Team
- Titu Andreescu, Dorin Andrica, Ion Cucurezeanu (2010). An Introduction to Diophantine Equations: A Problem-Based Approach