MathLabs

第3問

整数 n>3n>3 をとる。集合 {1,2,…,n}\{1,2,\ldots,n\} から3個の数を選び、それぞれを1回ずつ使って、加法・乗法・括弧による可能なすべての式を作る。(a) 選んだ3数がすべて n/2n/2 より大きいなら、得られる値はすべて異なることを示せ。(b) p≤np\le \sqrt{n} を満たす素数 pp について、最小の数が pp で、式の値がすべて異なるわけではない選び方の数が、p−1p-1 の正の約数の個数に等しいことを示せ。
ステップ 6/7: (b)の重複値をもつ選び方をパラメータ表示する
x=p,(y−p)(z−p)=p(p−1),d=y−p∣(p−1)x=p,\qquad (y-p)(z-p)=p(p-1),\qquad d=y-p\mid(p-1)
詳しい解説

x=px=p とおく。等式条件から (y−p)(z−p)=p(p−1)(y-p)(z-p)=p(p-1) を得る。y−p<z−py-p<z-p なので (y−p)2<p(p−1)(y-p)^2<p(p-1)、従って y−p<py-p<p。pp は素数だから pp は y−py-p を割らず、d=y−pd=y-p は p−1p-1 を割る。逆に、p−1p-1 の任意の正の約数 dd は x=px=p、y=p+dy=p+d、z=p+p(p−1)dz=p+\frac{p(p-1)}{d} を与える。