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第1問

黒板に書かれた正の実数に次の操作を行う。黒板上の数 rr を選んで消し、2r2=ab2r^2=ab を満たす正の実数 aa と bb の組を書き込む。最初に黒板には正の実数 rr だけがあり、この操作を k2−1k^2-1 回行って、必ずしも相異ならない k2k^2 個の正の実数を得る。このとき黒板上に krkr 以下の数が存在することを示せ。
ステップ 2/4: 追跡する和を定める
S0=1r2,Sℓ=∑1x2,S0≤S1≤⋯≤Sk2−1S_0=\frac1{r^2},\quad S_\ell=\sum\frac1{x^2},\quad S_0\le S_1\le\cdots\le S_{k^2-1}
詳しい解説

ℓ\ell 回後の黒板上の全数の逆数平方和を SℓS_\ell とする。先の評価から SℓS_\ell は単調非減少で、初めは S0=1/r2S_0=1/r^2 である。従って Sk2−1≥1/r2S_{k^2-1}\ge1/r^2。