MathLabs

第2問

関数 f(x)f(x)、g(x)g(x) を f(x)=1x+1x−2+1x−4+⋯+1x−2018f(x)=\dfrac1x+\dfrac1{x-2}+\dfrac1{x-4}+\cdots+\dfrac1{x-2018}、g(x)=1x−1+1x−3+1x−5+⋯+1x−2017g(x)=\dfrac1{x-1}+\dfrac1{x-3}+\dfrac1{x-5}+\cdots+\dfrac1{x-2017} で定める。0<x<20180<x<2018 を満たす整数でない任意の実数 xx について、∣f(x)−g(x)∣>2|f(x)-g(x)|>2 を証明せよ。
ステップ 3/6: 2だけずらしても d は減らない
d(x)=g(x)−f(x),d(x+2)−d(x)=(1x+1−1x+2)−(1x−2017−1x−2018)≥0d(x)=g(x)-f(x),\qquad d(x+2)-d(x)=\Big(\frac1{x+1}-\frac1{x+2}\Big)-\Big(\frac1{x-2017}-\frac1{x-2018}\Big)\ge 0
詳しい解説

d=g−fd=g-f とする。和の添字を付け替えると d(x+2)−d(x)d(x+2)-d(x) はちょうど示した二つの括弧の差にテレスコープする。関係する範囲の xx では、x+1<x+2x+1<x+2 なので第一の括弧は正であり、x−2017x-2017 と x−2018x-2018 はともに大きな負の数で x−2018x-2018 の方がより負なので第二の括弧は非正である。よって d(x+2)≥d(x)d(x+2)\ge d(x)。したがって族 2n−1<x<2n2n-1<x<2n の中で dd の値は n=1n=1 のとき最小になるので、1<x<21<x<2 で d(x)>2d(x)>2 を示せば十分である。