第5問
を固定された整数とする。黒板に数 が 個書かれている。黒板の下には最初は空の2つのバケツがある。1回の操作は、2つの数 と を消して、代わりに と を書き、さらに1個目のバケツに石を1個、2個目のバケツに 個の石を加えることからなる。有限回の操作の後、1個目のバケツに 個、2個目のバケツに 個の石があり、、 は正整数であるとする。比 のとりうるすべての値を求めよ。
詳しい解説
については、1回の操作だけで が得られる。一般の有理数 については、 に関する帰納法により、任意の正整数 に対して盤面を 個の と1個の にでき、そのとき 回の操作と、バケツ2に 個の石を得る(基本ケース : と成長する数を 回繰り返し組み合わせると ;帰納段階ではサイズ の構成を2回適用して を2つ作り、それらを合体させる)。その後、 と大きい数をさらに 回組み合わせると両方のバケツに が加わり、比 が得られる。 を選ぶと は整数になり、 なので が十分大きければこの分子は正になる;そのような大きい をとれば となり比 が実現される。よって 内のすべての有理数が現れる。