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第2問

多項式 PP と正整数 nn に対して、PnP_n を a<b≤na<b\le n かつ ∣P(a)∣−∣P(b)∣|P(a)|-|P(b)| が nn で割り切れるような正整数の組 (a,b)(a,b) の個数と定める。すべての正整数 nn に対して Pn≤2021P_n\le2021 となる整数係数多項式 PP をすべて求めよ。
ステップ 6/6: 厳密解を数え上限と一致させる;c=-1 の場合は対称になる
sup⁡nPn=max⁡(−d−1,0) ≤2021  ⟺  d≥−2022\sup_n P_n = \max(-d-1,0)\ \le 2021 \iff d\ge-2022
詳しい解説

d≥0d\ge0 のとき a+b=2m=−2da+b=2m=-2d を満たす組はない(m≤0m\le0 のため)ので、すべての nn で Pn=0P_n=0 となる。d=−m<0d=-m<0 のとき、a<b≤na<b\le n、a+b=2ma+b=2m、a<m≤ba<m\le b を満たす組の数は、非負である限りちょうど min⁡(m−1, n−m)\min(m-1,\,n-m) であり、n≥2m−1n\ge2m-1 になると m−1m-1 に等しくなる;よって sup⁡nPn=m−1\sup_nP_n=m-1 である。m−1≤2021m-1\le2021 を要求すると m≤2022m\le2022、すなわち d≥−2022d\ge-2022 となり、この上限は十分条件でもある。PP を −P-P に置き換えてもすべての PnP_n は変わらない(∣−P∣=∣P∣|{-P}|=|P| のため)ので、族 P(x)=−x+dP(x)=-x+d はちょうど −d≥−2022-d\ge-2022、すなわち d≤2022d\le2022 のときに成り立ち、分類が完成する。