MathLabs

第2問

a1,a2,…,ana_1,a_2,\ldots,a_n を実定数、xx を実数とし、f(x)=cos⁡(a1+x)+12cos⁡(a2+x)+⋯+12n−1cos⁡(an+x)f(x)=\cos(a_1+x)+\frac12\cos(a_2+x)+\cdots+\frac1{2^{n-1}}\cos(a_n+x) と定める。f(x1)=f(x2)=0f(x_1)=f(x_2)=0 のとき、ある整数 mm に対して x2−x1=mπx_2-x_1=m\pi であることを証明せよ。
ステップ 4/4: 零点を比較する
ざっくり言うと

余弦の零点は半回転ごとに現れ、間隔はちょうど整数倍の π\pi である。

cos⁡(xi+δ)=0⇒xi+δ=π2+kiπ(i=1,2),x2−x1=(k2−k1)π\cos(x_i+\delta)=0\Rightarrow x_i+\delta=\frac\pi2+k_i\pi\quad(i=1,2),\qquad x_2-x_1=(k_2-k_1)\pi
単位円は四分の一回転の位置にある余弦の零点を示す。
90度の半径を描いた単位円。その水平座標は零である。
詳しい解説

R>0R>0 なので仮定から i=1,2i=1,2 について cos⁡(xi+δ)=0\cos(x_i+\delta)=0 である。余弦の零点は π2+kπ\frac\pi2+k\pi だから、二式を引けば x2−x1=(k2−k1)πx_2-x_1=(k_2-k_1)\pi を得る。