ざっくり言うと三角方程式の解を数えるには、まず基本領域を固定する必要がある。ここで[0,π]を選ぶことは、cosが全単射として振る舞うこととちょうど一致しており、これが正確な数え上げを可能にしている。
cosθではθ∈[0,π]の各値がちょうど1回ずつ現れるので、重複を避けるためこの範囲に制限する。これにより0≤k≤2n−1−21、すなわち2n−1にはk個の整数値があり、また0≤l≤2n−1+21、すなわち2n−1+1にはl個の整数値がある。2つの系列はθ=0(k=0およびl=0に対応)のみで重なる。したがって、θ∈[0,π]における相異なる角度、ひいては相異なるx=2cosθの総数は2n−1+(2n−1+1)−1=2nである。