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第2問

P1(x)=x2−2P_1(x) = x^2 - 2 とし、Pj(x)=P1(Pj−1(x))P_j(x) = P_1(P_{j-1}(x))(j=2,3,…j = 2, 3, \ldots)と定める。任意の正の整数nnについて、方程式Pn(x)=xP_n(x) = xの根がすべて実数で、互いに異なることを証明せよ。
ステップ 6/6: 根の個数を次数と一致させる
ざっくり言うと

次数ddの多項式方程式は高々dd個の根しか持たない。直接構成によってちょうどdd個の相異なる実根を見つけることは、すべての根が実数で互いに異なり、何も取りこぼしがないことを示す最も明快な方法である。

deg⁡Pn=2n\deg P_n = 2^n
詳しい解説

P1P_1を1回適用するたびに最高次の項の次数が2倍になるので、PnP_nの次数は2n2^nであり、Pn(x)−x=0P_n(x)-x=0は次数2n2^nの多項式方程式である(次数についての帰納法で確認できる)。したがって、重複度を込めても高々2n2^n個の根しか持たない。一方、ステップ5では、この方程式を満たす相異なる実数値がちょうど2n2^n個存在することを示した。ゆえに、xxの2n2^n個の根はすべて網羅されており、実数で、しかも互いに異なる。