三角形の内部のどこにいても、辺に下ろした3本の高さから常に同じ全体の面積が復元される。この一定の「予算」をコーシー・シュワルツ不等式が利用する。
PPP と3つの頂点を結ぶと、△ABC\triangle ABC△ABC は △PBC,△PCA,△PAB\triangle PBC,\triangle PCA,\triangle PAB△PBC,△PCA,△PAB に分割される。それぞれの面積は、PD,PE,PFPD,PE,PFPD,PE,PF が対応する高さなので 12BC⋅PD\tfrac12 BC\cdot PD21BC⋅PD、12CA⋅PE\tfrac12 CA\cdot PE21CA⋅PE、12AB⋅PF\tfrac12 AB\cdot PF21AB⋅PF である。これらの和は、PPP の三角形内部での位置によらない一定の面積 SABCS_{ABC}SABC である。