MathLabs

第5問

SS を −1-1 より大きいすべての実数の集合とする。すべての x,y∈Sx,y\in S に対して f(x+f(y)+xf(y))=y+f(x)+yf(x)f(x+f(y)+xf(y))=y+f(x)+yf(x) を満たし、さらに f(x)x\frac{f(x)}{x} が各区間 −1<x<0-1<x<0 と 0<x0<x で狭義単調増加する関数 f:S→Sf:S\to S をすべて求めよ。
ステップ 2/4: 狭義単調性を使う
ざっくり言うと

同じ区間の異なる二つの不動点では、狭義増加する比が同じ値になってしまう。

f(a)a=f(b)b=1\frac{f(a)}a=\frac{f(b)}b=1
詳しい解説

a∈(−1,0)a\in(-1,0) なら aa と bb はその区間内の相異なる二点であり、f(a)a=f(b)b=1\frac{f(a)}a=\frac{f(b)}b=1 となるので狭義増加性に反する。a>0a>0 の場合も同じ矛盾が生じる。従って唯一の不動点は a=0a=0 である。