xˉ=n1∑k=1nxk と置く。全ての二点間差の和における各 xk の係数を数えると、∑k=1n(2k−n−1)=0 より L=∑k=1n(2k−n−1)xk=∑k=1n(2k−n−1)(xk−xˉ) となる。有限和の公式 ∑k=1nk=2n(n+1) と ∑k=1nk2=6n(n+1)(2n+1) から、∑k=1n(2k−n−1)2=4∑k=1nk2−4(n+1)∑k=1nk+n(n+1)2=3n(n2−1) を得る。平方差を展開すると ∑i=1n∑j=1n(xi−xj)2=2n∑k=1nxk2−2(∑k=1nxk)2=2n∑k=1n(xk−xˉ)2 なので、Q=21∑i=1n∑j=1n(xi−xj)2=n∑k=1n(xk−xˉ)2 である。したがってコーシー・シュワルツより L2≤3n(n2−1)∑k=1n(xk−xˉ)2=3n2−1Q。等号はある定数 c に対して xk−xˉ=c(2k−n−1)、すなわち xk=x1+2c(k−1) のとき、かつそのときに限り成り立つ。添字を付け替えた後、これは c=0 も含む等差数列である。