第6問
を満たす凸四角形 を考える。三角形 と の内接円をそれぞれ 、 とする。 を越えて延びる半直線 と、 を越えて延びる半直線 に接し、さらに直線 と にも接する円 が存在すると仮定する。 と の共通外接線の交点が 上にあることを証明せよ。
ざっくり言うと
は に内接しているので、 を中心として -傍接円を に移す相似拡大は を、接線が に平行な点 に移す。同様に、 を中心として の -傍接円を に移す相似拡大は を同じ点 に移す。したがって であり、直径 を平行な直径 に移すので、 は と の外部相似中心である。
詳しい解説
を、 上で に最も近く、 の接線が に平行となる点とする。 と の -傍接円はともに に内接するので、両者の を中心とする相似拡大は を に移し、 は直線 上にある。同様に、 と の -傍接円はともに直線 と に接するので、 を中心とする相似拡大は を に移し、 は直線 上にもある。 は と の平行な直径であり、 は同じ側の端点( と 、 と )を対応させる。したがって を中心とする相似拡大は正の比で直径 を に移し、 を に移す。ゆえに は と の外部相似中心であり、共通外接線はそこで交わる。