MathLabs

国際数学オリンピック · 2009年

問題

  1. 第1問n,k≥2n, k \ge 2 を正の整数とし、a1,a2,…,aka_1, a_2, \dots, a_k を集合 {1,2,…,n}\{1, 2, \dots, n\} に属する相異なる整数で、i=1,2,…,k−1i = 1, 2, \dots, k - 1 のすべてに対して nn が ai(ai+1−1)a_i(a_{i+1} - 1) を割り切るとする。このとき nn は ak(a1−1)a_k(a_1 - 1) を割り切らないことを証明せよ。解答: 1
  2. 第2問OO を外心とする三角形 ABCABC を考える。点 PP, QQ はそれぞれ辺 CACA, ABAB の内点とする。線分 BPBP, CQCQ, PQPQ の中点をそれぞれ KK, LL, MM とし、KK, LL, MM を通る円を Γ\Gamma とする。直線 PQPQ が円 Γ\Gamma に接するとき、OP=OQOP = OQ であることを証明せよ。解答: 1
  3. 第3問s1,s2,s3,…s_1, s_2, s_3, \dots を正の整数からなる狭義単調増加数列とし、部分列 ss1,ss2,ss3,…s_{s_1}, s_{s_2}, s_{s_3}, \dots と ss1+1,ss2+1,ss3+1,…s_{s_1+1}, s_{s_2+1}, s_{s_3+1}, \dots がともに等差数列であるとする。このとき数列 s1,s2,s3,…s_1, s_2, s_3, \dots それ自身が等差数列であることを証明せよ。解答: 1
  4. 第4問AB=ACAB = AC を満たす三角形 ABCABC を考える。∠CAB\angle CAB と ∠ABC\angle ABC の二等分線がそれぞれ辺 BCBC, CACA と交わる点を DD, EE とする。三角形 ADCADC の内心を KK とする。∠BEK=45∘\angle BEK = 45^\circ のとき、∠CAB\angle CAB としてありうる値をすべて求めよ。解答: 1
  5. 第5問正の整数全体から正の整数全体への関数 ff で、任意の正の整数 aa、bb に対して、辺の長さが aa, f(b)f(b), f(b+f(a)−1)f(b+f(a)-1) である退化しない三角形が存在するようなものをすべて求めよ。(三角形が退化しないとは、その頂点が一直線上にないことをいう。)解答: 1
  6. 第6問a1,…,ana_1,\ldots,a_n を相異なる正の整数とし、MM を s=a1+⋯+ans=a_1+\cdots+a_n を含まない n−1n-1 個の正の整数の集合とする。バッタは 00 から出発し、長さ a1,…,ana_1,\ldots,a_n の跳躍をある順序で右向きに nn 回行う。この順序を、バッタが MM の点に一度も着地しないように選べることを証明せよ。解答: 1