第5問
正の整数全体から正の整数全体への関数 で、任意の正の整数 、 に対して、辺の長さが , , である退化しない三角形が存在するようなものをすべて求めよ。(三角形が退化しないとは、その頂点が一直線上にないことをいう。)
ざっくり言うと
三角不等式において長さ1の辺が最も制約が強いため、a=1を試すとf(1)が定まり、その後b=1を試すとfは自分自身の逆写像になる。
詳しい解説
とすると、辺 を持つ三角形において、残り二辺の差は第三辺 より小さい。 と は整数なので、すべての で両者は等しくなければならない。 なら とおくと、すべての で となり は周期 の周期関数となるため有界(例えば )である。しかし を固定し を任意に大きく取ると、元の条件は を要求し、 が大きいと不可能である。よって 。次に とすると、辺 を持つ三角形において、再び二辺( と )の差が第三辺 より小さくなり、整数であることから、すべての で を得る。