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第1問

四つの相異なる正の整数からなる任意の集合 A={a1,a2,a3,a4}A=\{a_1,a_2,a_3,a_4\} に対し、和 a1+a2+a3+a4a_1+a_2+a_3+a_4 を sAs_A と表す。1≤i<j≤41\le i<j\le4 を満たす組 (i,j)(i,j) のうち ai+aja_i+a_j が sAs_A を割り切るものの個数を nAn_A とする。nAn_A の取り得る最大値を達成する、四つの相異なる正の整数からなる集合 AA をすべて求めよ。
ステップ 5/5: 両方の場合を解いて検証する
ざっくり言うと

許される (n,m) の各組は四つの数を sA の決まった分数として確定し、得られる二つの型は実際に nA=4 を達成する。

A={k,5k,7k,11k} or A={k,11k,19k,29k}A=\{k,5k,7k,11k\}\ \text{or}\ A=\{k,11k,19k,29k\}
詳しい解説

(n,m)=(3,4)(n,m)=(3,4) のとき、連立方程式を解くと a1=sA24, a2=5sA24, a3=7sA24, a4=11sA24a_1=\dfrac{s_A}{24},\ a_2=\dfrac{5s_A}{24},\ a_3=\dfrac{7s_A}{24},\ a_4=\dfrac{11s_A}{24}、すなわち正の整数 kk を用いて A={k,5k,7k,11k}A=\{k,5k,7k,11k\}(このとき sA=24ks_A=24k)となる。(n,m)=(3,5)(n,m)=(3,5) のときは a1=sA60, a2=11sA60, a3=19sA60, a4=29sA60a_1=\dfrac{s_A}{60},\ a_2=\dfrac{11s_A}{60},\ a_3=\dfrac{19s_A}{60},\ a_4=\dfrac{29s_A}{60}、すなわち A={k,11k,19k,29k}A=\{k,11k,19k,29k\}(このとき sA=60ks_A=60k)となる。どちらの系列でも a1+a4=a2+a3=sA/2a_1+a_4=a_2+a_3=s_A/2 であり、a1+a3,a1+a2a_1+a_3,a_1+a_2 は sAs_A を割り、a2+a4,a3+a4a_2+a_4,a_3+a_4 は sA/2s_A/2 と sAs_A の間にあることを直接確認できるので nA=4n_A=4。これらがまさに最大値を達成する集合である。