第3問
実数全体の集合上で定義された実数値関数 が、任意の実数 と に対して を満たすとする。 のとき常に となることを証明せよ。
ざっくり言うと
大域的な評価を f(f(x)) に適用すると不等式はさらに簡単になり、x と y の役割を入れ替えたものと比べることで、y を -∞ に飛ばすとどちらも 0 に近づく二つの式の間に f(x) が挟まれる。
詳しい解説
すべての で (手順2)なので、元の不等式は任意の に対し に簡略化される。 を に置き換えると が得られる。一方 のとき の両辺に負の数 を掛けると不等号が反転し、整理すると となる。両者を合わせると 、すなわちすべての に対し が成り立つ。 のとき右辺は に近づくので、 はどんな正の数も超えられず、任意の実数 で となる。