第4問
を整数とする。天秤と、重さが である 個のおもりが与えられている。 個のおもりを一つずつ天秤に載せていくとき、右の皿が左の皿より重くなることが決してないようにしたい。各段階で、まだ載せていないおもりを一つ選び、左の皿か右の皿のいずれかに載せる操作を、すべてのおもりを載せ終わるまで続ける。このような載せ方の総数を求めよ。
ざっくり言うと
なので、新たに現れた最大記録の重りは、それより小さいものすべてを合わせたより常に重く、自分の乗った皿を必ず重い方にする。
詳しい解説
任意の に対して が成り立つ。左辺は に等しく、右辺は telescoping により になるからである。したがって、重り が置かれてそれまでの最大記録になった瞬間、それ以前に置かれた(必ずより小さい)重りの合計の絶対値は高々 である。もし が右皿に置かれれば、右皿は左皿を厳密に上回ってしまい禁止される。よって、ある重りが新たな最大記録になる瞬間には、必ず左皿に置かれなければならない。