MathLabs

第5問

ff を整数全体の集合から正の整数全体の集合への関数とする。任意の二つの整数 mm と nn に対し、差 f(m)−f(n)f(m)-f(n) が f(m−n)f(m-n) で割り切れると仮定する。f(m)≤f(n)f(m)\le f(n) を満たすすべての整数 mm と nn に対して、f(n)f(n) が f(m)f(m) で割り切れることを証明せよ。
ステップ 2/5: f は偶関数である
ざっくり言うと

0 と x、x と 0 をそれぞれ比べると、f(x), f(-x) の一方がもう一方の f(0) までの差を割り切ることが分かり、前段と合わせると両者は互いに割り切る。

f(x)=f(−x)f(x)=f(-x)
詳しい解説

m=0,n=−xm=0,n=-x とおくと f(x)∣f(0)−f(−x)f(x)\mid f(0)-f(-x) が得られ、f(x)∣f(0)f(x)\mid f(0) と合わせて f(x)∣f(−x)f(x)\mid f(-x) が分かる。m=0,n=xm=0,n=x とおくと f(−x)∣f(0)−f(x)f(-x)\mid f(0)-f(x) が得られ、f(−x)∣f(0)f(-x)\mid f(0) と合わせて f(−x)∣f(x)f(-x)\mid f(x) が分かる。互いに割り切り合う二つの正の整数は等しいので、任意の整数 xx に対して f(x)=f(−x)f(x)=f(-x) である。