第5問
を整数全体の集合から正の整数全体の集合への関数とする。任意の二つの整数 と に対し、差 が で割り切れると仮定する。 を満たすすべての整数 と に対して、 が で割り切れることを証明せよ。
ざっくり言うと
三つの値のうちどれが最大になっても、補題は常に小さい二つを同一視し、仮定より f(m) はその小さい二つの一方なので、あらゆる並び方において f(n) を割り切ることになる。
詳しい解説
とする。 として手順3を三つ組 に適用すると、手順3の三つの関係を満たすので(大きさで並べ替えれば)手順4の補題が適用できる。 なので は三つのうち最大になることは決してなく、常に補題が等しいと同定する二つの値の一方である。補題はその共通の値が最大の値を割り切ると述べる。 が最大なら、補題から直ちに が得られる。 が最大の場合、補題は が のうち最大でない方に等しいことを強制し、この場合 なので が強制され、これもまた を与える。いずれにせよ である。