ざっくり言うと(1,y) における方程式とその「鏡像」である (−1,−y) における方程式を足し合わせると、未知の項 f(1+f(y+1)) が消え、直接 f(y)=y が残る。
元の方程式で x=1 とおき f(1)=1 を用いると、任意の y に対して f(1+f(y+1))+f(y)=1+f(y+1)+y が得られる。次に (x,y)↦(−1,−y) とおき f(−1)=−1 を用いると f(−1+f(−1−y))+f(y)=−1+f(−1−y)+y が得られる。f は奇関数であるから f(−1−y)=−f(y+1) であり、さらに外側の値にも奇関数性を適用すると f(−1−f(y+1))=−f(1+f(y+1)) となる;これらを代入すると −f(1+f(y+1))+f(y)=−1−f(y+1)+y が得られる。これを最初に示した式に加えると、項 f(1+f(y+1)) が消え:2f(y)=2y、したがって任意の実数 y に対して f(y)=y となる。f(x)=x が元の方程式を満たすことは直接確認できる。