第3問
平面上の凸多角形 を考える。頂点 は整数座標を持ち、ある円周上にある。 の面積を とする。 の各辺の長さの2乗が で割り切れる整数であるような正の奇数 が与えられている。 が で割り切れる整数であることを証明せよ。
ざっくり言うと
を割り切る各奇素数べきを個別に確認すれば十分であり、三角形の場合はヘロンの公式の対称形により、整除性が項ごとに見える形になる。
詳しい解説
命題を ( は奇素数、)について証明すれば十分である(一般の奇数 については、 の各素数べき因子による の整除性が組み合わさって による整除性が得られるので従う)。(辺 を持つ三角形)の場合、対称形のヘロンの公式により となり、 が成り立つ。 ならば は のそれぞれを割り切るので、 は右辺のすべての項を割り切り、したがって となる。 は奇数であるから、奇素数に寄与しない の因子を除いて が得られ、よって となる。