第1問
を整数全体の集合とする。すべての整数 、 に対して を満たす関数 をすべて求めよ。
ざっくり言うと
整数上で加法的な関数は、1 における値だけで完全に決まる。
詳しい解説
g(x) = f(x) - f(0) と定める。前段より、すべての整数 a、b に対して g(a+b) = g(a) + g(b) が成り立つ。a = b = 0 とすると g(0) = 0 が得られ、g(n+1) = g(n) + g(1) と g(-n) = -g(n) を用いて n について帰納法を行うと、すべての整数 n に対して g(n) は n 倍の g(1) に等しいことが分かる。したがって、すべての整数 x に対して f(x) は k 倍の x に f(0) を加えたものに等しく、ここで k は g(1) を表す。すなわち、f は x に関するアフィン関数でなければならない。