ざっくり言うとa,b,c,d は減少列であるから、d(最小の変数)に付く係数 4 を、より大きい変数へ 3 として移しても和は減少しない。これにより、a2,b2,c2,d2 それぞれに対応する a+2b+3c+4d の四つの別々の上界が得られる。
d≤b より a+2b+3c+4d≤a+3b+3c+3d。b+d≤2a(a≥b と a≥d より)から a+2b+3c+4d≤3a+b+3c+3d。2c+d≤2a+b(a≥c を二回と b≥d より)から a+2b+3c+4d≤3a+3b+c+3d。2a+b≥3d(a≥d を二回と b≥d より)から a+2b+3c+4d≤3a+3b+3c+d。それぞれを対応する非負の a2,b2,c2,d2 に掛けると、上記の四つの不等式が得られる。