180∘ を法とする有向角を用いる。ステップ2の外心の結果から B1A=B1C=B1B2 および C1A=C1B=C1C2 を得る。したがって A,C,B2 は B1 を中心とする円上にあり、A,B,C2 は C1 を中心とする円上にある。C2 は AB1 上、B2 は AC1 上なので、∡B2B1C2=180∘−∡AB1B2=180∘−2∡ACB2=180∘−2(60∘−α)=60∘+2α と計算できる。同様に、∡B2C1C2=180∘−∡AC1C2=180∘−2∡ABC2=180∘−2(60∘−α)=60∘+2α である。よって B2,C1,B1,C2 は共円であり、その円を ωa と呼ぶ。巡回的に ωb=(C2A1C1A2)、ωc=(A2B1A1B2) と定める。同じ角度計算でこれらの共円性も証明され、図だけに依存していない。最後に、A2,C1,B2,A1,C2,B1 はこの順の真に凸な六角形をなす。0<α,β,γ<30∘ なので、各 Ai は対応する2本の線上の隣接点を越えた位置にあるからである。3つの補助円が互いに異ならないなら6頂点がすべて共円となる。しかし凸な内接六角形なら 360∘=∠C2A1B2+∠B2C1A2+∠A2B1C2=∠BA1C+∠CB1A+∠AC1B=480∘ で矛盾する。したがって補助円は互いに異なる。