直線 AA1 と ωb のもう一つの交点を X、ωc のもう一つの交点を Y とし、有向比 ka=AYAX を用いる。ωb,ωc は異なる円で A1,A2 を共有するので同心ではない。共軸性の補題より、軌跡 La:Pow(P,ωb)=kaPow(P,ωc) は ka=1 なら円、ka=1 なら直線である。A1,A2∈La は両方の冪が0だからであり、AA1 上では割線の冪定理により Pow(A,ωb)=AX⋅AA1、Pow(A,ωc)=AY⋅AA1 なので、ka の定義から A∈La でもある。A,A1,A2 は一直線上にないため La は直線ではなく、従って ka=1 であり、La はちょうど Ca=(AA1A2) である。2つの補助円で有向角を追うと ∠XAB1=30∘−β、∠A1XB1=30∘+γ、同様に ∠YAC1=30∘−γ、∠A1YC1=30∘+β を得る。したがって △AB1X と △AC1Y に正弦定理を適用すれば AB1AX=sin(30∘+γ)sin(β+γ)、AC1AY=sin(30∘+β)sin(β+γ) となる。これらはラベルのない図に頼らない、必要な有向角計算である。Cb,Cc と kb,kc は巡回的に定める。