第3問
正の整数からなる無限数列 と正の整数 を考える。各 に対して、 はリスト の中に が現れる回数に等しいとする。数列 と の少なくとも一方は、ある時点から周期的になることを証明せよ。
ざっくり言うと
ある項が、最初の N 個の塔のどれよりもすでに高い塔に置かれたとすると、その高くて全て新しいブロックからなる塔をたどることで、それ以前にすでに M より多くの高い塔が存在していたことになり、これが初めて起こる時点で矛盾となる。
詳しい解説
初めて かつ となる時点を考える。ブロック はラベル の塔にあり、これを置いた後のその塔の高さは なので、 個より多くの黄色いブロックを含む。その各 の直前の は、自分の塔の高さ の位置に置かれている。これは、ブロック の配置後の塔の高さが だからである。異なる は異なる先行塔を与える。同じ塔には同じ高さのブロックが一つしかないからである。従って高さが を超えた塔が 個より多く既に存在する。そのうち一つはラベル を持つ。ラベルが 以下の塔は 個しかないからである。塔 の高さを から に初めて上げるブロックを とする。このとき かつ であり、 なので の選び方に矛盾する。よって なら である。従って連続する二項のうち少なくとも一方は 以下であり、 のいずれかの値が無限回現れる。塔 が全て無限に伸びるような最大の を取る。先の単射により、無限に伸びる塔があればそれより小さい全ての塔も無限に伸び、塔 は有界である。