第3問
正の整数からなる無限数列 と正の整数 を考える。各 に対して、 はリスト の中に が現れる回数に等しいとする。数列 と の少なくとも一方は、ある時点から周期的になることを証明せよ。
ざっくり言うと
利用可能な状態が有限個しかなく、状態を一度に二つの添字だけ進める決定的な規則があるので、状態の列は最終的にある値を繰り返さざるを得ず、それ以降はずっと周期的に循環する。
詳しい解説
は が を動くとき(ステップ5)有限個の値しかとらず、 は の決定的な関数であるから、鳩の巣原理により、ある状態が繰り返される。すなわちある で を満たすものについて となる。それ以降、状態は周期 で循環し、特に対応する部分列 (一方の偶奇の添字)はある時点から周期的になる。 の偶奇は定まっているので、これは二つの部分列 と の少なくとも一方がある時点から周期的であることを示している。