MathLabs

第4問

正の整数 NN の真の約数とは、NN 自身を除く NN の正の約数のことである。無限数列 a1,a2,…a_1,a_2,\ldots は、それぞれ少なくとも3つの真の約数をもつ正の整数からなる。各 n≥1n\ge1 に対して、整数 an+1a_{n+1} は ana_n の最大の3つの真の約数の和であるとする。a1a_1 としてあり得るすべての値を求めよ。
ステップ 7/8: 残る挙動は2つだけで、閉じた式が得られる
a1=(1213)T−1aT=12T−1⋅6ℓ,gcd⁡(ℓ,10)=1a_1=(\tfrac{12}{13})^{T-1}a_T=12^{T-1}\cdot6\ell,\qquad \gcd(\ell,10)=1
詳しい解説

ステップ3–5により、起こりうる挙動は2つだけである:4∣an4\mid a_n のとき an+1=1312ana_{n+1}=\tfrac{13}{12}a_n、または 4∤an4\nmid a_n のとき an+1=ana_{n+1}=a_n(この場合ステップ5により必然的に 5∤an5\nmid a_n でもある)。項がいつまでも 1312\tfrac{13}{12} 倍され続けることはできない(必要な形で SS にとどまるための整除構造を保てなくなる)ので、aT=aT+1=⋯a_T=a_{T+1}=\cdots となりそれ以降定数になる最小の添字 TT が存在し、an=a1⋅(1312)min⁡(n,T)−1a_n=a_1\cdot(\tfrac{13}{12})^{\min(n,T)-1} となる。aT=6ℓa_T=6\ell(ℓ\ell は 1010 と互いに素、4∤aT4\nmid a_T、5∤aT5\nmid a_T、6∣aT6\mid a_T のため)と書けば、a1=(1213)T−1aT=12T−1⋅6ℓa_1=(\tfrac{12}{13})^{T-1}a_T=12^{T-1}\cdot6\ell を得る。