これは図だけに頼らない明示的な構成である。行と列を 1 から n まで番号付けし、n=k2 とおく。各 1≤r≤n について Br=(r,k((r−1)modk)+k−⌊(r−1)/k⌋) を黒く空ける。各 0≤p,q≤k−2 に対し、行区間 [2+kp+q,1+k+kp+q]、列区間 [k−p+kq,2k−1−p+kq] をもつ k×k の正方形タイル Tp,q を1枚置く。残りの境界長方形は次の通りである。1≤q≤k−1 では行 [1,q]、列 [kq+1,k(q+1)];0≤p≤k−2 では行 [kp+1,k(p+1)]、列 [1,k−1−p];1≤p≤k−1 では行 [kp+1,k(p+1)]、列 [k2−p+1,k2];0≤q≤k−3 では行 [k2−k+2+q,k2−1]、列 [kq+1,k(q+1)];さらに行 k2、列 [1,k2−k] の長方形を1枚置く。指定した範囲では各区間は空でない。黒マスの式は各行・各列にちょうど1マスを与える。区間を直接確認すれば、k×k タイルと境界長方形は互いに素で、どの Br も覆わず、他の全マスを覆うことが分かる。4つの族はそれぞれ、(k−1)×(k−1) 個の正方形タイル配列の上、左、右、下の隙間を埋める。正方形タイルは (k−1)2 枚、境界タイルは (k−1)+(k−1)+(k−1)+(k−2+1)=4(k−1) 枚なので、合計は (k−1)2+4(k−1)=k2+2k−3 枚である。