感度予想(Sensitivity conjecture)
解決済み、2019年組合せ論と離散数学応用数学と計算数学
問題の内容
任意のブール関数 に対して、感度 とブロック感度 は多項式関係にある。具体的には絶対定数 に対して が成り立つ(実際には の実多項式次数 に対して が成立する)。
2019年7月、ハオ・ホアン(黄皓)は 次元超立方体 の 頂点からなる任意の誘導部分グラフ の最大次数が であることを証明した。ホアンは を満たす の 符号付き隣接行列 を帰納的に構成し、その固有値が重複度 の であることを用いた。コーシーの固有値交錯定理により、 の任意の 主小行列の最大固有値は少なくとも となり、 が従う。ゴツマン・リニアルの同値性(1992年)とタルの評価(2013年)により、直ちに および が導かれた。
参考文献
- Hao Huang (2019). Induced subgraphs of hypercubes and a proof of the Sensitivity Conjecture · DOI:10.4007/annals.2019.190.3.6 · arXiv:1907.00847
- Craig Gotsman, Nathan Linial (1992). The equivalence of two problems on the cube · DOI:10.1016/0097-3165(92)90060-8