定理証明済み
単調収束定理
内容
が単調増加かつ上に有界ならば収束し、(下に有界な単調減少数列でも対称的に成り立つ)。
なぜ正しいのか?
直感的には、上限を決して超えずに登り続ける数列は、その上限のすぐ下に落ち着く以外に行き場がない。
証明の概略
を単調増加かつ上に有界とする。 の完備性公理により、集合 には上限 が存在する。
を固定する。 は最小の上界なので、 は上界ではない。よって を満たす番号 が存在する。
は単調増加なので、任意の に対し 。また は数列全体の上界なので、任意の で 。
両者を合わせると、任意の で 、すなわち 。 は任意だったから、ε–N 定義により が成り立つ。
この定理を使うトピック
ステップごとの証明
この定理のステップごとの証明はまだありません。
参考文献
- James Stewart (2015). Calculus: Early Transcendentals
- Judith V. Grabiner (1983). Who Gave You the Epsilon? Cauchy and the Origins of Rigorous Calculus