定理証明済み
ガンマ関数は階乗を補間する
内容
任意の非負整数 に対して が成り立つ。ここで は に対して で定義される。
なぜ正しいのか?
これは、ガンマ積分が恣意的な一般化ではなく、階乗の乗法構造を正しく再現する一意な滑らかな延長であることを示しており、だからこそ非整数を代入するのに正しい対象なのである。
証明の概略
手順1(基底段階)。 であるから、 で公式が成り立つ。
手順2(部分積分による漸化式)。 に対して、、 として を部分積分すると となる。ここで境界項が両端でゼロになることを用いた。これにより が示される。
手順3(帰納法)。ある非負整数 について が成り立つと仮定する。手順2で とすると、 である。
手順4(結論)。基底段階 が成り立ち(手順1)、帰納段階が から へ等式を引き継ぐので(手順3)、数学的帰納法により任意の非負整数 に対して が成り立つ。
この定理を使うトピック
ステップごとの証明
この定理のステップごとの証明はまだありません。
参考文献
- Frank W. J. Olver, Ronald F. Boisvert, Daniel W. Lozier, Charles W. Clark (eds.) (2023). NIST Digital Library of Mathematical Functions, Chapter 5: Gamma Function
- Frank W. J. Olver, Ronald F. Boisvert, Daniel W. Lozier, Charles W. Clark (eds.) (2023). NIST Digital Library of Mathematical Functions, Chapter 25: Zeta and Related Functions
- David J. Platt, Timothy S. Trudgian (2021). The Riemann Hypothesis Is True Up to 3×10^12 · arXiv:2004.09765