定理証明済み
平均値と標準偏差に対する線形変換の効果
内容
定数 a,b に対して yi=axi+b で新しいデータ集合を作るとき、yˉ=axˉ+b であり、新しい標準偏差は sy=∣a∣sx である。
なぜ正しいのか?
すべてのデータ点を同じ量 b だけずらすと、平均もその分だけずれるが、点同士の相対的な散らばり方は変わらない。すべての点を a 倍すると、平均も散らばりも a 倍される(散らばりは負になれないため ∣a∣ を使う)。
証明の概略
平均について:yˉ=n1∑i=1nyi=n1∑i=1n(axi+b)=na∑i=1nxi+n1∑i=1nb=axˉ+b となる。ここで n1∑xi=xˉ と n1∑i=1nb=b を用いた。
散らばりについては、まず yi−yˉ=(axi+b)−(axˉ+b)=a(xi−xˉ) に注目する。定数のずれ b は完全に打ち消され、倍された偏差だけが残る。
二乗して平均を取ると sy2=n1∑i=1n(yi−yˉ)2=n1∑i=1na2(xi−xˉ)2=a2sx2 となる。両辺の平方根を取ると、平方根は常に非負であるから sy=∣a∣sx が得られる。
ステップごとの証明
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