定理証明済み
角柱の体積定理
内容
直角柱であれ斜角柱であれ、底面積 、高さ (二つの底面間の垂直距離)を持つすべての角柱の体積は である。
なぜ正しいのか?
同じトランプを積んだ山は、まっすぐ積んでも斜めに押して傾けても体積は変わらない——繰り返されるのは山の断面であって輪郭ではないからである。角柱とは、まさに底面の無限に薄いコピーをそのように積み重ねたものである。
証明の概略
まず、側稜が底面に垂直な直角柱を考える。底面に平行な平面で任意の高さで切ると、その断面は底面そのものと合同(面積 )になる。これらの断面を高さ から まで積み重ねると体積 が得られ、これはまさに直角柱に対する である。
次に、同じ底面積 と同じ高さ を持つ任意の斜角柱を考える。それを、同じ底面と高さを持つ直角柱と、一方の底面を共有するように並べる。高さ における斜角柱の断面は底面を平行移動したもの(平行移動では面積は変わらない)なので、面積は であり、その高さにおける直角柱の断面積とちょうど一致する。
カヴァリエリの原理により、二つの立体はすべての高さ で断面積 が等しいので、体積も等しい。直角柱の体積が であることから、斜角柱の体積も同じであり、これですべての角柱に対する公式が証明された。
この定理を使うトピック
ステップごとの証明
この定理のステップごとの証明はまだありません。
参考文献
- Euclid; trans. T. L. Heath (1908). Euclid's Elements, Book XII (method of exhaustion; pyramid and prism volumes)
- Weisstein, Eric W. (2024). Platonic solid