定理証明済み
ウィルソンの定理
内容
自然数 が素数であることと が成り立つことは同値である。
なぜ正しいのか?
素数 を法とすると、 から までの各剰余はその乗法逆元とペアになり、自分自身が逆元となるのは と だけである。すべての剰余を掛け合わせると、自己ペアの元だけが残り、残りは逆元同士のペアで打ち消し合い、 となる。
証明の概略
() が素数のとき、各 を を法とする逆元とペアにする(自分自身になることはない。 となるのは のときだけだから)。これらのペアは掛け合わせると になるので、 が残る。() が合成数で真の約数 を持つとき、 は の因子として現れるので となり、 である。
この定理を使うトピック
関連する定理
ステップごとの証明
この定理のステップごとの証明はまだありません。
参考文献
- G. H. Hardy, E. M. Wright (2008). An Introduction to the Theory of Numbers
- Carl B. Boyer, Uta C. Merzbach (2011). A History of Mathematics