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定理証明済み

ウィルソンの定理

内容

自然数 p>1p>1 が素数であることと (p−1)!≡−1(modp)(p-1)! \equiv -1 \pmod{p} が成り立つことは同値である。

なぜ正しいのか?

素数 pp を法とすると、11 から p−1p-1 までの各剰余はその乗法逆元とペアになり、自分自身が逆元となるのは 11 と p−1≡−1p-1\equiv-1 だけである。すべての剰余を掛け合わせると、自己ペアの元だけが残り、残りは逆元同士のペアで打ち消し合い、(p−1)!≡−1(p-1)!\equiv -1 となる。

証明の概略

(⇒\Rightarrow)pp が素数のとき、各 k∈{2,…,p−2}k\in\{2,\dots,p-2\} を pp を法とする逆元とペアにする(自分自身になることはない。x2≡1(modp)x^2\equiv1\pmod p となるのは x≡±1x\equiv\pm1 のときだけだから)。これらのペアは掛け合わせると 11 になるので、(p−1)!≡1⋅(p−1)≡−1(modp)(p-1)!\equiv 1\cdot(p-1)\equiv -1\pmod p が残る。(⇐\Leftarrow)nn が合成数で真の約数 1<d<n1<d<n を持つとき、dd は (n−1)!(n-1)! の因子として現れるので d∣(n−1)!d\mid(n-1)! となり、(n−1)!≢−1(modn)(n-1)!\not\equiv-1\pmod n である。

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ステップごとの証明

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参考文献

  1. G. H. Hardy, E. M. Wright (2008). An Introduction to the Theory of Numbers
  2. Carl B. Boyer, Uta C. Merzbach (2011). A History of Mathematics