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国際数学オリンピック · 2013年

問題

  1. 第1問任意の正の整数の組 kk と nn に対して、kk 個の正の整数 m1,m2,…,mkm_1,m_2,\ldots,m_k(互いに異なるとは限らない)が存在して 1+2k−1n=(1+1m1)(1+1m2)⋯(1+1mk).1+\frac{2^k-1}{n}=\left(1+\frac{1}{m_1}\right)\left(1+\frac{1}{m_2}\right)\cdots\left(1+\frac{1}{m_k}\right). が成り立つことを証明せよ。解答: 1
  2. 第2問平面上の 40274027 個の点からなる配置が、20132013 個の赤い点と 20142014 個の青い点からなり、どの3点も同一直線上にないとき、コロンビア配置と呼ぶ。いくつかの直線を引くことで、平面はいくつかの領域に分けられる。あるコロンビア配置に対する直線の配置が良いとは、次の2条件を満たすことをいう:(1) どの直線も配置の点を通らない;(2) どの領域も両方の色の点を含まない。40274027 個の点からなるどのコロンビア配置に対しても kk 本の直線からなる良い配置が存在するような、最小の kk の値を求めよ。解答: 1
  3. 第3問三角形 ABCABC の頂点 AA に対する傍接円が辺 BCBC と接する点を A1A_1 とする。同様に、頂点 BB、CC に対する傍接円を用いて、辺 CACA 上の点 B1B_1、辺 ABAB 上の点 C1C_1 を定める。三角形 A1B1C1A_1B_1C_1 の外心が三角形 ABCABC の外接円上にあるとする。このとき、三角形 ABCABC は直角三角形であることを証明せよ。解答: 1
  4. 第4問垂心 HH をもつ鋭角三角形 ABCABC を考え、WW を辺 BCBC 上で BB と CC の間にある点とする。MM、NN をそれぞれ BB、CC から下ろした垂線の足とする。ω1\omega_1 を三角形 BWNBWN の外接円とし、XX を WXWX が ω1\omega_1 の直径となるような ω1\omega_1 上の点とする。同様に、ω2\omega_2 を三角形 CWMCWM の外接円とし、WYWY が ω2\omega_2 の直径となるような点を YY とする。X,YX, Y、HH が同一直線上にあることを証明せよ。解答: 1
  5. 第5問Q>0\mathbb{Q}_{>0} をすべての正の有理数からなる集合とする。関数 f:Q>0→Rf:\mathbb{Q}_{>0}\to\mathbb{R} が次の3条件を満たすとする:(i) すべての x,y∈Q>0x,y\in\mathbb{Q}_{>0} に対して f(x)f(y)≥f(xy)f(x)f(y)\ge f(xy);(ii) すべての x,y∈Q>0x,y\in\mathbb{Q}_{>0} に対して f(x+y)≥f(x)+f(y)f(x+y)\ge f(x)+f(y);(iii) ある有理数 a>1a>1 が存在して f(a)=af(a)=a。このとき、すべての x∈Q>0x\in\mathbb{Q}_{>0} に対して f(x)=xf(x)=x であることを証明せよ。解答: 1
  6. 第6問n≥2n\ge2 を整数とし、円周上に等間隔に印をつけた n+1n+1 個の点を考える。これらの点に 0,1,…,n0,1,\ldots,n を1回ずつ用いてラベル付けするすべての方法を考える。円の回転で一方から他方が得られるとき、2つのラベル付けは同じものとみなす。ラベル付けが美しいとは、a+d=b+ca+d=b+c を満たす任意の4つのラベル a<b<c<da<b<c<d について、ラベル aa と dd の点を結ぶ弦が、ラベル bb と cc の点を結ぶ弦と交わらないことをいう。MM を美しいラベル付けの個数、NN を x+y≤nx+y\le n かつ gcd⁡(x,y)=1\gcd(x,y)=1 を満たす正の整数の順序対 (x,y)(x,y) の個数とする。M=N+1M=N+1 を証明せよ。解答: 1