公式証明済み
波動方程式のダランベールの公式
内容
波動方程式 utt=c2uxx が R×(0,∞) 上で初期条件 u(x,0)=φ(x), ut(x,0)=ψ(x) を満たすとき、その一意な解は u(x,t)=21(φ(x−ct)+φ(x+ct))+2c1∫x−ctx+ctψ(s)ds である。
なぜ正しいのか?
無限に長い弦上の波は、初期の形を左右にそれぞれ速さ c でずらしたものを重ね合わせ、初速度に対応する補正項を加えたものにすぎない。点 (x,t) で起こることは区間 [x−ct,x+ct] 上の初期データにしか依存し得ない——情報は速さ c より速くは伝わらない。
証明の概略
特性座標 ξ=x−ct, η=x+ct に変数変換すると、波動方程式は uξη=0 となるので、u=F(ξ)+G(η) と書ける(ここで F,G はある関数)。初期条件 u(x,0)=φ(x) と ut(x,0)=ψ(x) を課し、F と G を φ と ψ の原始関数を用いて解き、それを代入し直す。
ステップごとの証明
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