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解法: レインボー木によるリンゲル予想の証明(2020年)

ステップ 2/8: ロサとコツィヒの近道:虹色の木が分解を導く
ざっくり言うと

分解に直接取り組む代わりに、2n+12n+1 個の点を 00 から 2n2n まで円周上にラベル付けし、その巡回距離によって K2n+1K_{2n+1} の各辺を彩色する:辺 ijij は、両端点が一方向に kk 歩離れているとき色 kk を得る。もし木 TT の1つのコピーがたまたま nn 色すべてをちょうど1回ずつ使う(「虹色」コピー)なら、その1つのコピーを円周上で 2n+12n+1 回回転させるだけで、K2n+1K_{2n+1} のすべての辺を使い尽くす 2n+12n+1 個の互いに素なコピーが得られる——回転は色を保ち、各色クラスは1回の回転ごとにちょうど1回使い切られるからである。

every ND-coloured K2n+1 has a rainbow copy of every n-edge tree\text{every ND-coloured } K_{2n+1} \text{ has a rainbow copy of every } n\text{-edge tree}
詳しい解説

ロサはリンゲル予想への優美な標識アプローチを導入し、コツィヒはそれを虹色部分グラフの言葉で再定式化した(モンゴメリー・ポクロフスキー・スダコフ2021年、第1節)。K2n+1K_{2n+1} の頂点集合 {0,…,2n}\{0,\ldots,2n\} を固定し、近距離(ND)彩色を定義する:colour edge ij by k∈[n] if i≡j+k or j≡i+k(mod2n+1)\text{colour edge } ij \text{ by } k \in [n] \text{ if } i \equiv j+k \text{ or } j \equiv i+k \pmod{2n+1}。コツィヒは、ND彩色された K2n+1K_{2n+1} が a rainbow copy of T has all its n edges in distinct colours\text{a rainbow copy of } T \text{ has all its } n \text{ edges in distinct colours} を含むなら、その1つの虹色コピーの 2n+12n+1 回の巡回シフトは互いに辺素であり、合わせて K2n+1K_{2n+1} を分解することに気づいた。なぜならシフトは辺を同じ色の別の辺へと送るだけだからである。コツィヒはさらに、虹色コピーが常に存在すると予想した。モンゴメリー、ポクロフスキー、スダコフの定理2.1は、大きな nn に対してまさにこれを証明し、コツィヒの観察により直ちにリンゲルの定理1.2が導かれる。

このステップの用語
虹色部分グラフ
辺彩色されたグラフの部分グラフで、すべての辺が異なる色を持つもの。
ND彩色(近距離彩色)
頂点 {0,…,2n}\{0,\ldots,2n\} 上の K2n+1K_{2n+1} の辺彩色で、両端点が巡回的に kk だけ離れている辺に色 kk を割り当てるもの(k∈[n]k \in [n])。
このステップで使う知識