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ステップ 4/4: 歴史的な補注:1966年の発表、1973年の詳細、1975年の簡略化
ざっくり言うと

陳はこの定理を1966年に概要として最初に発表したが、文化大革命期の中国の政治的混乱により、完全な技術的詳細の発表は1973年、Scientia Sinica誌上まで遅れた。原論文は極めて込み入っており、重み付き篩、切り替え原理、そして繊細な数値定数の追跡を、密な議論の中に詰め込んでいた。2年後、P・M・ロスが同じ結果について大幅に簡略化した解説を発表し、これは現在、篩理論の講義で教えられる標準的な参照経路となっているが、その核心にある切り替え原理は依然として陳の中心的な着想である。

W(N)>0 ⟹ ∃ p≤N prime with N−p=P2,N even and sufficiently largeW(N) > 0 \ \Longrightarrow\ \exists\, p \le N \text{ prime with } N-p = P_2,\qquad N \text{ even and sufficiently large}
詳しい解説

陳の1973年の論文は実際にはほぼ同一の手法で二つの密接に関連する定理を証明している:定理Iはここで証明されたゴールドバッハ型の主張であり、定理IIは類似の双子素数に関する主張で、任意の正の偶数 hh について、p+hp+h が素数か P2P_2 であるような素数 pp が無限に存在するというものである。その後の研究(2004年のWu、2015年のYamadaや2022年のJohnston–Bordignon–Starichkovaによる明示版)により「十分大きい」という閾値や篩の定数は完全に明示的になったが、P2P_2 の指数「2」は陳の1973年の原論文以来改善されておらず、2026年現在、ゴールドバッハ予想に対して知られている最も鋭い無条件のアプローチであり続けている。