定理証明済み
ガウスの驚異の定理(Theorema Egregium)
内容
滑らかな曲面 のガウス曲率 (主曲率 と の積)は内在的不変量である。すなわち、第一基本形式 とその一階および二階の偏導関数のみに依存し、したがってすべての局所等長変換によって保たれる。
なぜ正しいのか?
個々の主曲率 と は周囲の空間 の中で曲面がどう曲がっているかを表しており、平らな紙()を伸ばしたり破いたりせずに半径 の円柱に丸めると、それらは と に変化する。しかしその積 は のままであるのに対し、半径 の球面は をもち、距離を歪めずに平面へ広げることは決してできない。曲面内の長さと角度だけを測る二次元の住人は、外側の空間 を見ることなく を検出できる。
証明の概略
第一基本形式の係数 と第二基本形式の係数 をもつ滑らかな曲面 に対し、形状作用素の行列式は である。位置ベクトル の三階偏導関数をガウスの方程式によってクリストッフェル記号 (これは とその一階導関数のみに依存する)で表し、偏微分の順序交換 を用いると、 は とその一階・二階導関数だけで完全に表される(ブリオスキの公式)。これにより が内在的計量のみに依存することが証明される。
この定理を使うトピック
関連する定理
ステップごとの証明
この定理のステップごとの証明はまだありません。
参考文献
- Carl Friedrich Gauss (translated by Peter Pesic) (2005). General Investigations of Curved Surfaces
- Manfredo P. do Carmo (1976). Differential Geometry of Curves and Surfaces