解法: 多項式法によるキャップ集合問題の解決(クロート=レフ=パック、エレンバーグ=ハイスヴァイト、2016年)
ステップ 4/7: キャップ集合を消える多項式の言葉に翻訳する ざっくり言うとキャップ集合の条件は、実は命題2の特殊な場合が姿を変えたものである。α=β=γ=1 と置く(これは確かに F3 で 0 に和が等しい)と、補題の仮定はまさに次のようになる:A の3点の和がゼロになるのは、それらがすべて等しい場合に限る──これがまさにキャップ集合の定義である。
詳しい解説エレンバーグとハイスヴァイト(2017年、定理4と系5)は命題2を α=β=γ=1 に特殊化する(これは確かに α+β+γ=0 を満たす)。A 内で a1+a2+a3=0 の非自明な解を持たない集合 A とは:a1,a2∈A に対し、解 a3=−a1−a2 が A 内に存在するのは a1=a2=a3 の場合に限られることを意味する。したがって、−A の外側で至る所消える任意の多項式 P について、命題2の仮定 P(a+b)=0 は a=b∈A で自動的に満たされる。なぜなら、このとき a+b は −A の外側にあるからである:これがまさに a+b∈/−A for all a=b∈A。