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解法: ワーリングの問題に対するヒルベルトの存在証明(1909年)

ステップ 4/7: ラグランジュの四平方定理と組み合わせる:すべての yky^k が収まるべき場所に収まる
ざっくり言うと

ヒルベルトの恒等式で r=4r=4 とする。ラグランジュの四平方定理により各非負整数 yy は y=x12+x22+x32+x42y=x_1^2+x_2^2+x_3^2+x_4^2 と書けるので、代入すると整数 ziz_i を用いて yk=∑iaizi2ky^k=\sum_i a_i z_i^{2k} を得る。これは値 yky^k に対する有用な有理数結合恒等式だが、指数 2k2k についてステップ2が仮定する、各整数 nn 自身の表示にはまだなっていない。したがってこの関係はヒルベルトの帰納法の一要素であり、g(2k)<∞g(2k)<\infty の単独の証明ではない。

yk=∑i=1Mai zi2k,zi=bi,1x1+⋯+bi,4x4,  y=x12+x22+x32+x42y^k = \sum_{i=1}^{M} a_i\, z_i^{2k},\qquad z_i = b_{i,1}x_1+\cdots+b_{i,4}x_4,\ \ y=x_1^2+x_2^2+x_3^2+x_4^2
詳しい解説

四平方表示をヒルベルトの恒等式に代入すると、すべての非負整数 yy について yk=∑iaizi2ky^k=\sum_i a_i z_i^{2k} が得られる。論理的な範囲に注意が必要である:左辺は任意の整数ではなく kk 乗数である。したがって、この式だけから指数 2k2k を目標とするステップ2を適用することはできない。ヒルベルトの完全な証明は、この恒等式をさらなる帰納法と補助的な表示と組み合わせる。次のステップではその追加の帰納法を記し、上の恒等式だけで偶数の場合が終わるとは主張しない。