解法: ワーリングの問題に対するヒルベルトの存在証明(1909年)
ざっくり言うと
ヒルベルトの恒等式で とする。ラグランジュの四平方定理により各非負整数 は と書けるので、代入すると整数 を用いて を得る。これは値 に対する有用な有理数結合恒等式だが、指数 についてステップ2が仮定する、各整数 自身の表示にはまだなっていない。したがってこの関係はヒルベルトの帰納法の一要素であり、 の単独の証明ではない。
詳しい解説
四平方表示をヒルベルトの恒等式に代入すると、すべての非負整数 について が得られる。論理的な範囲に注意が必要である:左辺は任意の整数ではなく 乗数である。したがって、この式だけから指数 を目標とするステップ2を適用することはできない。ヒルベルトの完全な証明は、この恒等式をさらなる帰納法と補助的な表示と組み合わせる。次のステップではその追加の帰納法を記し、上の恒等式だけで偶数の場合が終わるとは主張しない。