定理証明済み
素数の無限性(ユークリッド)
内容
素数は無限に存在する。
なぜ正しいのか?
もしすべての素数を尽くす有限のリストが存在したとすれば、それらをすべて掛け合わせて 1 を足した数は、リスト中のどの素数でも割り切れない。したがってこの数は、リストにない素因数を持たねばならず、リストが完全であることはあり得ない。
証明の概略
任意の有限な素数のリスト が与えられたとき、 とおく。どの も を割り切らない( で割ると常に余り が出る)。算術の基本定理により はある素因数 を持つ。 がすべての について成り立つので、 は元のリストにない素数である。したがって、いかなる有限リストもすべての素数を含むことはできない。
この定理を使うトピック
関連する定理
ステップごとの証明
参考文献
- Euclid (trans. T. L. Heath) (1956). Euclid's Elements, Book IX, Proposition 20
- G. H. Hardy, E. M. Wright (2008). An Introduction to the Theory of Numbers · DOI:10.1093/oso/9780199219858.001.0001